バターナッツかぼちゃのムース

ムース

 牛乳とピュレに生クリームを泡立てたメレンゲを入れて、ゼラチンで冷やし固めたもの。生クリームをメレンゲにして加えることで軽やかな食感になる。

 

材料

かぼちゃ 1㎏

牛乳 1㎏

塩 少々

生クリーム 400g

ゼラチン 30g

 

作り方

かぼちゃの皮をむき、5センチ角くらいにカットする。牛乳と一緒に鍋に入れて、柔らかくする。

温かいうちにミキサーで攪拌して、シノワで濾す(この作業をしないと口当たりが悪い)。

氷水でふやかしたゼラチンを入れる。塩で味を見ながら氷で冷ます。

とろみがつくまで冷やしたら、8分立てした生クリームを2回に分けて入れる。

(1回目はクリームを生クリームをなじませて、2回目はクリームに空気を含ませる役目。また、8分立てとは、柔らかい角ができるくらい。)

サクッとメレンゲを混ぜて、固まる前に容器に移し冷やし固める。

茄子のコンディマン

コンディマン

 コンディマンとは、フランス語で薬味という意味。食材に香りを移して、オリーブオイルで濃度をつけてソースっぽくする。

 魚の下に敷くピーマンなどのマリネもコンディマンに当たる。

 

材料

茄子 好きな量

にんにく 1かけら

オリーブオイル 適量

ローリエなど香草 1枚

 

作り方

茄子を5㎜角にカットし、にんにくはみじん切り。オリーブオイルにニンニクとローリエを入れ弱火で香りを移し、茄子にその油を吸わせる。

味を調整して、保存容器に入れる。

焼きナスのソースと合わせて、様々な香りの茄子を楽しむ。

青のりのチュロス

青のりのチュロス

チュロスはスペインのおやつで食べられるもの。意味は「誰でもできる」という意味らしい。でも、意外と奥が深いと思う。星形にする理由は火の入りを均等にするため。うまく小麦、水分、卵をつなげると膨らむ。今回は青のりだが、香りの強い食材なら何でもいける。(枝豆、牛蒡etc...)また、薄力粉を使えばサクサク、強力粉を使えばモッチリとした触感となる。

アミューズとして出すには、甘みを抑え、塩味を足したほうが食べやすい。

 

材料

牛乳 30g

無塩バター 50g

水 78g

塩 1.5g

ラニュー 8g

薄力粉 60g

卵 2個

青のり 適量

 

青のりに水を加えて、ふやけさせた後、ミキサーでペーストにする。

牛乳、バター、水、塩、グラニューを鍋に入れ、沸くまで中火で加熱。

薄力粉を一気に入れ、フエで混ぜる。木べらに持ち替えて、生地を練る。(弱めの中火)

弱火にして、溶き卵を3、4回に分けて入れる。そのたびにゴムベラでしっかり混ぜる。

卵と粉と水分がしっかりと合体しないと膨らまないので、頑張る。

火を消して、青のりのペーストを加える。ある程度の硬さで止めてやり、冷蔵庫で冷やす。

冷えたら絞り袋に入れ、星形にしていく。冷凍すると日持ちする。そのまま上げることもできる。

 

無花果のコンポート

水 5L

ラニュー糖1㎏

レモン2つ

バニラ1本

無花果50個

 

水、4等分に輪切りにしたレモン、グラニュー糖、バニラを沸騰させ、並べた無花果にかける。上に紙をして、冷ます。冷めたら、真空に入れて保存。

冷蔵で2~3週間、冷凍で1ヶ月持つと言われている。冷凍すると食感が変わる(?)

最初グラニュー糖を詰めてそこに水を加えるのも良いかも。

あご出汁のジュレ

ジュレ

ゼラチンで固めたゼリーのフランス語。口当たりがよい緩いジュレは、60~70gの液体に対して、1g。これくらいだと、まだ固体感がある。

さらに緩くするなら90~100gに対して1g。これだと液体だけど絡むくらいの粘土がある。

 

あごだし 500ml

塩 3g

ゼラチン10g

江戸100ml

 

鍋に江戸を入れて軽くアルコール飛ばす

飛魚だしと塩を入れて沸騰させる

水でふやかしたゼラチン(夏は氷水)

を入れて溶かす

茶こしでこしながら容器に入れて氷せんで粗熱を取る

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める